WHILL自動運転モビリティサービスの実証実験に、Carbonのラティスパッドが搭載されました

WHILL社は、高いデザイン性や走破性などを兼ね備えた近距離モビリティの開発・販売に加え、それに付随するサービスを展開しています。そのWHILL社が展開するMaaS事業では「WHILL自動運転モビリティサービス」を提供しています。本サービスは乗車した利用者が手元のタッチパネル画面で行き先を選択するだけで自動運転によって目的地へ移動し、降車後は無人運転で返却される仕組みです。このサービスは、既に羽田空港の国内線全域で実用化されていますが、さらなるサービス拡大を目指して、国内各地の病院で活用が進められています。

 

このたび国内最大規模の病床数を有する藤田医科大学病院(愛知)では2022年1月11日~14日に、また筑波大学附属病院では1月24日~2月14日に実施された実証実験でCarbon DLS技術で作成されたラティスパッドが背面パッドとして搭載されました。このラティスパッドはシート製品ノウハウを有する株式会社ブリヂストンの助言を得てJSR株式会社によって設計され、Carbon DLS技術によって結実したものです。Carbon独自のエラストマー材料をDesign Engineによってラティス化したデザインは、その構造によりもたらされる通気性と最適なクッション性を有し、これまでに無い使用感をユーザーに提供します。今後も、病院等での実証実験での搭載を予定しておりますので、機会があれば是非、ご体感ください。

 

 

WHILL社について

WHILL社は、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、世界中で、近距離移動のプラットフォームを作っています。2012年5月に日本で創業し、2013年4月に米国、2018年8月にオランダ、2019年12月には中国に拠点を設立しました。パーソナルモビリティとMaaSの二つを事業の柱とし、パーソナルモビリティ事業では、デザインとテクノロジーの力を生かした、近距離用のモビリティとして、「WHILL Model F」と「WHILL Model C2」などの製品群を、20以上の国と地域で展開しています。またMaaS事業においては、障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に乗れる一人乗りのモビリティによる移動サービス・システムの提供により、既存の交通機関を降りてから目的地までの「ラストワンマイル」の移動の最適化を行います。

 

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